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意外と知られていないっぽいマビノギの属性の仕様

こんばんは。ジョイアです。

ちょっと書きたい話題が出来たので連続更新です。
いわゆる属性値と呼ばれる値の話ですね。

とりあえず属性の概要だけ書いておくと、

  • 各属性スプライトなどから採取できるエレメンタルを装備に使用することによって属性を付加できる
  • 各属性を帯びた装備を付けている分だけ属性値が発生
  • 属性値により属性を帯びた敵からの攻撃やスキルに対するダメージに対しての影響が発生する

とまあとりあえず3行にまとめておきました。

で、ここから詳細な解説をしていきますね!

  • 各属性スプライトなどから採取できるエレメンタルを装備に使用することによって属性を付加できる

各属性のスプライトから各属性のワンドを持ち、右クリックして採取するを選択することで、
それぞれの属性のエレメンタルが採取できます。
基本的に敵対Mobなので足止め手段がないと大抵1回しか採取できません。
足止め手段としては子守唄がお手軽で最強かなと。
サンドバーストでも止められる気はしますが試したことはないです。
ペットでもいけるっぽいですが試したことないので…
筋斗雲とかフローラとかめぇあたりで行ける気がします。
ちなみにケオ島に各属性スプライトがおあつらえ向きにいるので、
エレメンタル採取だけならそこがお勧めです。

で、採取したらそのまま使用します。
そうすると装備の一番下の欄にこっそりと各属性が青文字で表示されるようになります。

  • 各属性を帯びた装備を付けている分だけ属性値が発生

で、属性がついた装備を装備すると属性値と俗に呼ばれているものが発生します。
別にステータス上で出るわけではなく、考えやすくするための概念ですね。
1部位につき一律で1価、装備箇所は9か所あるので全ての属性で合計9価までつきます。
ちなみに武器の細工の属性オプションのLv分も加算されます。この辺忘れがちな仕様ですね。
ただしこれによって9価を超えることはありません。
全身火属性で火属性6の武器を持ったとしても15価になったりはしません。
また、各属性は独立しており、
火属性3箇所、氷属性3箇所、雷属性3箇所のようにつけた場合、
火属性3価、氷属性3価、雷属性3価となります。
ちなみにこれは自身の物理攻撃の属性ともなります。
あと魔法や一部錬金術なんかは無条件で属性価9を持ちます。
たとえばファイアボルトはどんな装備をしていようが火9価になります。

  • 属性値により属性を帯びた敵からの攻撃やスキルに対するダメージに対しての影響が発生する

で、ここからが書きたかった部分。
マビノギにおける属性は火・氷・雷の3属性なわけですが…
それぞれ以下のような関係が成り立っています。

火-氷 :お互いにダメージが大きくなる。単純に被ダメージ・与ダメージ共に増加。(相克)
火-雷 :お互いに影響なし。(無関係)
氷-雷 :お互いにダメージが少し大きくなる。属性3価につき、火-氷の1に相当。(相互相殺/相乗)
同属性 :お互いにダメージが小さくなる。単純に被ダメージ・与ダメージ共に減少。(親和)

エンチャント/エレメンタル - Mabinogi Wiki*より引用*1

忘れられがちなのは氷-雷間の相性。
魔法の昇段あたりでちょっとだけ有利になるかもしれないので覚えておくといいかもね!

で、さらに詳細に数値を交えてどんな影響が出るのか…というのを書いていきましょう。
ここからの解説は以下の式を使いますよ!
ダメージ*(1+(1/9)*係数)
すごーく簡単に言うと、係数が1変動するとダメージが約11.1%変動するよ!って式ですね。
そしてここから係数に関して小難しいこと書きます。
めんどくせー!という人のために要点だけまとめておきましたので、
これを読んであとは読み飛ばしても…いいです…

  • 親和関係だと1価につきダメージが1/9ずつ減るよ
  • 相克関係だと1価につきダメージが1/9ずつ増えるよ
  • 相互相殺関係だと3価につきダメージが1/9ずつ増えるよ
  • でも相手の属性価数以上の影響は出ないよ
  • 相手の属性価数以上に自分も同じ属性の価数を持っていると、ダメージ減少だけが適用されるよ

ここ!最後!最後の赤字が書きたかったのですよ!
これがあるから氷属性の細工がついた武器を持って氷価数がついても、
全身火属性で火9価なら問答無用でFBLは1ダメージになるわけですね。


あとは小難しく書くだけなので…スルーしてもいいよ!

…ということで、この係数について詳細に解説しますと…
<前提>
防御側の属性価数以上の影響は発生しない

  1. 親和関係にある属性があるか?
    • ある場合、係数から価数を引く。防御側の属性価数以上の場合、4番まで飛ぶ。
  2. 相克関係にある属性があるか?
    • ある場合、係数に価数を加算する。
  3. 相互相殺関係にある属性があるか?
    • ある場合、係数に価数を1/3した値を加算する。(小数点以下切り捨て。つまり3につき1追加)
  4. 武器の細工に属性が存在するか?
    • ある場合、属性Lv合計-属性オプションの数 を係数に加算する。ただし特定のコンテンツではこの計算は無効化される。

…といった具合。わかりづらいね!
特に防御側の属性価数以上の影響は発生しないってなんだよ!
と思われている方もいらっしゃる気がしますので、ちょっと具体例を3つ。

  • 雷価数1の敵に対し、火価数3、氷価数3、雷価数2の状態で攻撃する
  1. 親和関係にある属性があるか?
    • 親和関係は雷で2価。ただし防御側が1価のため係数は-1。属性価数以上であるため、4番まで飛ぶ。
  2. 相克関係にある属性があるか?
    • 考慮しない。
  3. 相互相殺関係にある属性があるか?
    • 考慮しない。
  4. 武器の細工に属性が存在するか?
    • 存在しない。

最終的な係数は-1となり、ダメージは約-11.1%される。

  • 火価数3の敵に対し、火価数3、氷属性Lv5の武器の状態で攻撃する
  1. 親和関係にある属性があるか?
    • 親和関係は火属性で3価。ただし防御側が3価のため係数は-3。防御側の属性価数以上であるため、4番まで飛ぶ。
  2. 相克関係にある属性があるか?
    • 考慮しない。
  3. 相互相殺関係にある属性があるか?
    • 考慮しない。
  4. 武器の細工に属性が存在するか?
    • 合計Lvは5、オプション数は1であるため、5-1で4を係数に加算する。

最終的に-3+4で最終的な係数は+1となり、ダメージは約+11.1%される。

  • 火価数3の敵に対し、火価数2、氷属性Lv5の武器の状態で攻撃する
  1. 親和関係にある属性があるか?
    • 親和関係は火属性で2価であるため係数は-2。
  2. 相克関係にある属性があるか?
    • 火属性の相克関係にある属性は氷属性。氷属性は5価だが、防御側は3価のため、係数は+3。
  3. 相互相殺関係にある属性があるか?
    • 火属性には相互相殺関係の属性は存在しない。
  4. 武器の細工に属性が存在するか?
    • 合計Lvは5、オプション数は1であるため、5-1で4を係数に加算する。

最終的に-2+3+4で最終的な係数は+5となり、ダメージは約+55.5%される。

といった感じ。
2番目と3番目のあたりが属性って意外と重要やな…ということを教えてくれる気がします。意外と。

…ちなみに相手の属性価は基本的にわかりません。
魔法を撃てば特定の属性魔法のダメージが低いのでどの属性を持っているかはだいたいわかりますが。
基本的には無属性にしておくのがベターかなーとは思いますが、
夢幻やらシードやらに行く機会が多いので火属性固定になりがちですよねなんか。
まあ困るのはルンダの火属性の骨に苦労させられるくらいなんですけど…

*1:えっ…?ここ読めばいいって…?いやまあ書くことに意味があるのよ